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派遣のオスカル~少女漫画に愛をこめて全6回を見たちょこっと感想

「ベルサイユのばら」略して「ベルばら」。

少女漫画に興味がない人でも作品名ぐらいは

聞いたことがあるだろう少女漫画の名作。

日本のみならず海外(特にヨーロッパ)でも人気のある作品。

私も幼い頃、家族からコミックを借りて読み、

アニメも見てました。

主題歌の「薔薇は美しく散る」「愛と光の影」は

今でもちゃんと歌えます(しかも曲中のセリフもいえます)。

そんな懐かしくて大好きな作品を

オマージュした漫画のドラマ化ってことでちょっと見てみました。

(松田奈緒子さんの原作コミック「少女漫画」は未読)

主人公は「ベルばら」のオスカルに憧れる勝子(田中麗奈)。

少女漫画の編集者になりたいと出版社に中途採用試験を受けるが、

面接で失敗。

彼氏もいない。

派遣社員(月給約19万円)として

生活用品メーカー「MIZUKI」で勤務。

新商品開発のためのコンセプトを、

職場の人間の前でつい語ってしまったら

正社員の女性にアイデアを盗用されてしまう。

間が悪いというか運が悪い、

やるせない立場の主人公。

そんな時、

「MIZUKI」が業績不振の為のリストラをしようとしたり、

外資の買収に遭いそうになったりする。

不運な目に遭いながらも

会社で働く仲間、、、そして自分自身を見つめ直し、

自分がやりたいことはなんだったんだろうか、、、と

考えて結論を出すお話。

ラストは「MIZUKI」の正社員になりたいので、

正社員の中途採用試験に受けに「MIZUKI」に行き、

面接して、、、、明るい未来が想像できそうな雰囲気で

エンドロール。

面接したのが、

「MIZUKI」の次の社長のボンボン暁生(徳井義実)。

勝子と反目しつつもお互いに惹かれていった暁生

(一応、フェルゼンのポジションらしい)。

話のテンポ、まとまり具合、あと役者さんの演技もよい。

見ていてドキドキしたりハラハラしたり、

大好きなオスカルに勇気づけられて、

大胆な行動と発言をする勝子に目が釘付け。

こんなのありえなーーい!!っていう所もありましたが、

ま、フィクションのドラマですからね~~

毎週、心待ちに楽しみにしていました。

もう、これはこれで

十分よい出来のドラマだと

思います。

音楽もとてもよかったですし、、、

「大河ドラマ篤姫」の吉俣 良さんがご担当だそうで、

「さすが!!」という印象です。

オスカルの声優さんはアニメ放映時と同じ田島令子さん。

私の記憶の中の声とちょっと違うような気がしたんですが、

なんでだろう??

不思議だなぁ。

がんばりたいけれど落ち込んでるときにお薦めかな。

:::::::::::::::::::::::

ただ念のためいっておくと、

「ベルばら」登場人物の最期は悲しい結末を迎えています。

あと、オスカルとアンドレは実在していない人物です。

オスカル…フランス革命で狙撃され死亡

アンドレ…フランス革命で両目失明状態で従軍し、オスカルを守って死亡

マリー・アントワネット…フランス革命でギロチンで処刑される

フェルゼン…故郷スエーデンに帰国後、冷酷な領主となり民衆に虐殺される

オスカルは最初、フェルゼンに心惹かれますが、

最終的にはアンドレに心を寄せます。

アンドレは最初から最期までオスカル一筋。

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