秘密 トップ・シークレット メロディ10月号(2008年)を読んで
単行本のみ読んでる方、
ネタバレ要素がありますのでご注意ください。
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発売当初に読んでいたのですが、
やっと、時間ができたので書いています!!
8月号の感想はこちら
↓
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第九からの配属移動願いを出そうと思った岡部さんが、
妄想や幻覚で精神的に参ってしまい、
コーヒーメイカーの底のヒーター部分で
自分の手を焼いてしまい気を失ってしまった薪さんに遭遇し、
たまたま運悪くその場に居合わせただけなのにも関わらず、
薪さんに危害を加えたと疑われます。
警視総監や田城さん、小池曽我達にも
岡部さんが犯人だと疑います。
(現場の状況証拠や薪さんとうまくいってなかったから)
それで岡部さんはMRI捜査の必要性を身をもって実感。
そして、、、事件を解決しながら、
薪さんの理解者になっちゃいます。
どうなるかはわかっていたことですが、
岡部さんの葛藤がおもしろかった!!!
事件の概要は
母親が亡くなり、
認知症の父親の介護するため、
退職し、結婚は破談、
そして介護疲れのため、
幻想世界へ逃避していた女性が、
仕事仲間から薬をもらい、そして飲み
現実世界へ戻り、
現実世界に耐え切れなくなり、、、
薬をくれた人を殺し、
関係者とたまたまそばにいた人を殺し、
自宅風呂場で自殺。
MRI捜査でなければ
わからないこともある、、、
という事件内容でした。
ただ、、、幻想世界を生きている人にとって
現実はツライものですし、
それを薬で治してあげるのがいいことなのかというと、
それがかならずしもそうだとは断言はできないと思います。
ただ、試薬段階の抗不安剤の成分が入っている強い薬を
素人が勝手に他人に飲ませるのは善意だとは思えませんし、
なんだかな~
犯人は加害者であるけれども被害者である。
そして、薬を渡した被害者は加害者でもある。
その辺りの微妙な感じが、、、なんともいえません。
犯人の現実世界の自分(美しくない)と
幻想世界の自分(美しい)の相反した描き方も
その~、哀愁というか悲しさを醸し出していて、
よかったです。
犯人の父(認知症)の娘を思い出すシーンも、
ちょっとしんみりしていて、
ある意味、救いのような感じでした
12月号は6月号の続きなのかな??
どうなんだろうなぁ~~
とっても楽しみです
アニメの方は最近ちょっと見ていません。
見る時間が作れなくって。
でも、なんとか時間を作って見ようと思います。
もうすぐ最終回ですね。
こちらはこちらでどう締めくくるのか
興味があります!!
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