夏目友人帳 第６回 【水底の燕】 ちょこっと感想

雨を知らせる鳥、燕。

その燕の妖と人間が交わす心。

それは……

巣から落ち、人間に巣から戻されたものの、

人間の匂いがついていたので親鳥に見捨てられた１匹の燕と

巻き添えをくった兄弟姉妹の燕達。

みんな衰弱して死んだ。

兄弟姉妹を殺したのは自分だと自分を責める人間に助けられた燕。

その思いから鬼になってしまうが、

その時、犬？と間違えてエサを与えてくれた人間がいて、

そのやさしさに触れて鬼ではなくなり、

住んでいた村がダムに沈む時も心安らかに眠れていたのだが、

ダムの水量が減って目覚め、

力が弱いので近くを通りかかった夏目に取り憑いて、

そのエサをくれた人間を探そうとする。

会うことはできたのだが、

力の弱い燕はその人間には見えなかった。

燕に情が移った夏目が１日だけ人間になれる浴衣を手に入れ、

その人間に燕が見えるようにする。

その人間に会いに夏祭りに行く燕。

燕とはそれっきり会えなくなった。

燕とその人間が移った写真を見て、

夏目は、、、涙が溢れてしまう。

燕のために一生懸命だった夏目が

人間味溢れるやさしい暖かい人間として描かれていて、

この作品を見て、ニャンコ先生大好きだけど

夏目も同じくらい好きになってしまうかもしれないと思う自分がいました。

次回は子狐のお話。

この子狐の原作のお話、このお話もいいんですよね。

ちょっとしんみりしますが。

どういう風に描かれるか楽しみです