夏目友人帳 第２回 【露神の祠】 ちょこっと感想

露神という人間に愛され人間を愛した妖の最期。

昔も今も人間とはかわいいものよのう。

ある祠を寝床にしていたら、

村の若者が雨降り祈願をしたら、

たまたた雨が降り、

それ以降、その祠に住む妖、、、

いや小さな神様は露神と呼ばれるようになりました。

夏目は友人帳を狙う妖と

名前を返してもらいたい妖と接するように。

露神は名前を返してもらいたい妖なのだが、

紙の後ろに米粒がついていて（レイコはズボラ）、

名前を返すことができませんでした。

で、後ろの紙の妖の名前も返してしまおう！！ということになり、

露神の絵（おばＱの毛なしみたいなかんじ）を元に妖を探し、

遭遇するが、、絵と同じ箇所は「参」ってとこだけ。

あら、びっくりのホラーって感じ。

ホラーぽかった「すすぎ」も、

なんかある意味レイコに救われていたようです。

人間の文明の発達と共に忘れさられていく妖の心の寂しさを

埋めているのがレイコという描き方。

露神もレイコに助言をもらっていたのですが、

自分の考えどおり生きることに。

人々から忘れられた祠を捨てず、

最後の信者ハルを看取り、

現世を去ることに。

信者がいなくなると存在がヤバイ露神だったのですが、

現世を去ることによってハルら信者の近くに行けるということで、

なんだかうれしそう。

夏目が「おれが信仰する」といいますが、

「夏目は友人だから」と答えます。

なんだかんだと露神の一生は幸せだったんじゃないのかな～

最後、露神の祠にまんじゅうを２個備える夏目。

今日はいなくても明日はいるかもしれない。

思う気持ちが大切なんだよ。

まんじゅう１個、食べるニャンコ先生。

しんみりさせて、ギャグで締めるので余韻が残ります。

ニャンコ先生は寝ぼけて、

寝ている夏目を食べそうになったり、

いろいろ問題行動ありますが、

夏目の味方。

原作を再読したのですが、

微妙に原作とアニメだと描き方が違うんですよね。

でも、なんというかそれほど違和感ないし、

それぞれのよさがあり、、、

現時点だと

この作品はアニメスタッフに恵まれていると思います。

<おまけ>

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